ご挨拶

 2020 年10 月1 日、ヤマダ電機グループはヤマダホールディングスおよびグループ会社で構成される持株会社体制に移行しました。当社は群馬県前橋市で“町の電気屋”として創業し、それから47年をかけて混売店、量販店、そして国内家電量販店で初の全都道府県進出を果たしました。家電販売業界は戦後に生まれた新しい業界ですが、今や生活インフラとして社会に欠かせない存在となりました。一方でその間、私自身は家電量販店としてのサービスのあり方、事業体としての理想形について幾度も考察と試行錯誤を重ねる中で、家電を中核に住宅、環境資源開発、金融、サービスと大きく5つのセグメントに分かれ、「暮らしまるごと」を標榜する現在の事業体にたどり着きました。

 このたび私たちがホールディングス化を企図した背景には、5つのセグメントのより主体的な事業活動を促すとともに、経営の管理・監督と業務の執行を分離することでグループ全体の経営効率・ガバナンスを高め、さらなる企業価値向上を実現したいという思いがあります。加えて昨今、社会課題の解決に向けて企業が果たすべき役割の重要度がますます高まっている中、私たちが持続可能な社会づくりへの貢献を果たしていくためには、グループガバナンスの一層の強化が必要です。「暮らしまるごと」戦略をこれまで以上に迅速に進めていくためにも、ホールディングス化は必要な変化であると考えています。

 これからもヤマダホールディングスは、経営理念「創造と挑戦」「感謝と信頼」のもと、企業としてのたゆまぬ成長と発展を目指して歩む中で、持続可能な社会づくりに力を注いでまいります。

株式会社ヤマダホールディングス
代表取締役会長
山田 昇