ご挨拶

ご挨拶

家電量販店からライフスタイル提案企業へ
家族三世代の暮らしをつなぐヤマダ経済圏を形成し、
新たな成⻑軌道へ挑みます

ヤマダホールディングスグループは創業から50 有余年、いつも新しい時代を切り拓くために⾃らの“かたち”を変えてきました。

⽇本の家電流通業界と家電業界は、今まさに構造的な転換期を迎えています。業界のパイオニアとして市場を牽引してきた当社は、少⼦⾼齢化・⼈⼝減、そして海外新興メーカーの台頭など、経営環境の⼤きな変化をいち早く捉え、家電量販店の枠にとどまらないビジネスモデルの再構築に取り組み、「くらしまるごと」戦略を推進しています。

「くらしまるごと」を体現したコンセプトストア「LIFE SELECT」では、地域最⼤級の売場⾯積を有し、ヤマダの主⼒事業である家電販売を中⼼に、家具・インテリア、リフォーム、住宅販売、⾦融サービス、リユースに⾄るまで、「住」にかかわるあらゆるニーズに応えた商品を提供し、お客様には暮らしの体験・体感を通じてお選びいただけます。

従来の家電量販店が「個」のお客様を主な対象としてきたのに対し、「くらしまるごと」戦略では「世帯」を対象とし、家族三世代が楽しめる、ワクワクするような店づくりを⽬指し、⼈々が⽣きていくために⽋かせない「暮らし」「住まい」に関わるサービスをご提供します。社会のあり⽅や⼈々の価値観が変わる中でも、⻑年、皆様の幸せな暮らしに寄り添ってきたヤマダだからこそ、世代を超えた家族の結びつきの⼤切さを知っています。

ヤマダの原点は1973 年、群⾺県前橋市に創業した町の⼩さな電気店「ヤマダ電化サービス」にあります。このとき、店の看板には「家電コンサルタント」と掲げました。当時としてはまだ⽬新しかった「サービス」「コンサルタント」という⾔葉からもわかるように、単なる物販ではなく、お客様の暮らしに寄り添う提案型の事業を志向していました。お客様のご期待に何としても応えたいという想いから、「創造と挑戦」を重ね、現在に⾄るまで⼀貫してこの姿勢を持ち続けた結果が、現在のヤマダの姿です。

今年から5か年をかけて進める新中期経営計画の⽬標達成を可能とする「くらしまるごと」戦略の推進により、さらなる成⻑ステージに向けて挑戦するヤマダホールディングスグループに、ぜひともご期待ください。

代表取締役会長 兼 CEO
山田 昇