ご挨拶

 当社は、2020年10月1日をもって持株会社体制へ移行し、商号を「株式会社ヤマダホールディングス」に変更しました。2021年7月1日には、家電子会社の吸収合併後、従来の13支社制から11分社制へ組織改編を行うなど、グループ全体の経営効率およびグループガバナンスをより一層強化する体制が整ったことで、今後はその成果を確実に出していく段階に入ったと捉えています。今般のコロナ禍においては、当社グループの主力事業である家電を中心に、暮らしのインフラとしての存在意義をお客様に再認識していただきました。これもヤマダホールディングスグループの持つ、各事業セグメントのシナジーを最大限発揮できた「つながる経営」への構造改革が、功を奏したものと考えています。

 当社グループを取り巻く事業環境はめまぐるしく変化しており、中でもサステナビリティという世界共通の目標の実現に向けて、企業に求められる役割が非常に大きくなっていることを痛感しています。その中にあってヤマダホールディングスグループは「暮らしまるごと」を標榜し、家電や家具・インテリア、住宅、リフォームなどを取り扱う中で、小売店としての責任を果たすべく、リユース・リサイクルを中心とした製品ライフサイクルをグループ内で完結する仕組みを作り上げ、社会全体での環境負荷低減に貢献しています。

 今後、当社グループが社会に不可欠なインフラとして必要とされ、今後も生き残っていくためには、さまざまな社会変容の中でも、常に存在感を示していくことが求められます。今、「暮らしまるごと」を掲げる私たちのビジネスモデルが独自性を示すことができているのは、社会やステークホルダーの変容を見極め、私たち自身が柔軟に変化を遂げてきたからにほかなりません。一方でどんな変化にもぶれない経営の根幹となるものも必要であり、当社グループで言えば、経営理念「創造と挑戦」であります。その実践を通じて、持続可能で且つ社会に求められる企業であり続けます。

株式会社ヤマダホールディングス
代表取締役会長 兼 社長 CEO
山田 昇