2009年 8月度CSR月次報告
トピックス
第8回CSR経営有識者懇談会を開催いたしました。
CSR経営有識者懇談会

 去る8月28日に、第8回CSR経営有識者懇談会を開催致しました。当社が推進するCSRの取組みについて進捗状況をご報告し、これをうけて現状の課題や今後の取組みに対する活発な意見交換が行われました。

 当社ではCSR経営のより一層の推進のために、頂いた貴重なご意見を参考とさせて頂き、コンプライアンス・顧客満足・環境・労働の各分野について、今後も真摯に取組みを進めて参ります。

■主な意見等

【全般】

  • CSRの活動を社員全員に継続的に周知し、理解を深めることが重要である。
  • 企業の社会的責任は、コンプライアンスなど最低限の項目だけでなく、ヤマダ電機だからこそできる本業を通じて社会に貢献することが重要である。
  • 環境配慮型製品の販売拡大など低炭素社会に向けて環境面で貢献できる取組みは多いので、積極的に推進してほしい。
  • 投資家や外部からの評価を得るために、自社で実施していることを適切に外部に情報発信することも重要である。

【地域貢献等】

  • 全国各地にある店舗拠点を活かして地域電器店や大学等の教育機関、地方自治体、NGOやNPOなど地域社会と連携し、地域社会に貢献する優れた仕組みを定着させてほしい。
  • 自社内だけでなく、外部のステークホルダーと連携して進める活動を検討することで、多様な取組みが可能である。

【労働面】

  • 女性管理職の育成等のプログラムが推進していることは評価できる。
  • 新たな事業展開に沿った人材育成計画等も重要である。
社会貢献(教育)
第5回子供体験教室『群馬ちびっこ大学』開催
ちびっこ大学

8月14日から17日までLABI1高崎4F「LABI Gate」において、群馬大学が主催する地域貢献事業、第5回子供体験教室『群馬ちびっこ大学』が開催されました。
 オープニングセレモニーには、群馬大学長をはじめ、後援の群馬県教育委員会、高崎市教育委員会、小学生の代表とともに一宮社長も参加し、ヤマダ電機として、教育支援、地域貢献活動として会場提供や運営面において協力いたしました。同大学主催の体験教室は恒例となっていることもあり、毎年楽しみにしている大勢の子供たちが来場いたしました。普段体験できない、様々な実験や催しに、説明する学生の話に眼を輝かせながら、楽しく参加しておりました。

CS(顧客満足)
      6月 7月 8月




本部スタッフ
による巡回
接客指導
ロープレ
テーマ

新入社員のCS向上(商品知識、ビジネスマナー)

レジ混雑時の誘導
レジの基本の流れ

レジ混雑時の誘導
レジの基本の流れ

徹底度 70.8% 90.3% 89.7%
有資格2級以上取得率
(有資格取得者内)
42.5% 43.5% 46.2%
eラーニング学習
コンテンツ数/参加人数
10コンテンツ 9コンテンツ 4コンテンツ
24,843名 18,828名 9,770名
礎生塾研修
開催数/参加人数
10開催 1開催 4開催
198名 16名 93名







出張修理受付
完了件数前年比
136.8% 122.5% 128.5%
配送工事に関する
重点教育テーマ

新規加入者研修
(エアコン)
エアコン取り付け技術研修
お客様満足度向上研修

新規加入者研修
(エアコン)
お客様満足度向上研修

新規加入者研修(エアコン)
お客様満足度向上研修






主題 『笑顔で挨拶』 『笑顔で挨拶』 『笑顔で挨拶』
副題

6月の取組みテーマ
~「マナーを守って、正しい挨拶」~

7月の取組みテーマ
~「お客様への感謝を言葉に」~

8月の取組みテーマ
~丁寧な「挨拶」を 心掛けましょう~

■正しい挨拶をしましょう。
1.声量の確認
2.目線の確認
3.表情の確認
■基本的なマナーは出来ていますか?
1.手は前で組んでいますか?
2.お客様の前を横切っていませんか?

■「ありがとうございます」が言えていますか?※お客様に感謝する「ありがろうございます」の徹底。
■お客様に気づける環境ですか?
1.社員同士の私語の防止。
2.役割分担の確認。

■ポジショニング時は、
(1)一人一人が「笑顔で挨拶」を実施。
(2)手を前で組みます。
(3)お客様に向かって、笑顔で聞こえる声で挨拶を行います。

お客様からの・ご意見・お問合せ・お礼 を反映させる取組み
ご意見
お問合せ
お礼

【お客様からのお礼】  
先日母親からメールが初めて届きました。とても驚き聞いた所、お店の方に以前習ったそうです。
70才にもなる年寄りに教えて頂いた事を想像すると、とても容易なことではなかったと、本当に申し訳なく思っています。また、忘れないようにとメモも頂いたみたいで。母親に何かあった時用にと持たせておいた携帯電話が、新たな家族の繋がりが出来、感謝いたします。

取組み

【顧客満足の向上の取組み】
お客様からのご意見を参考に「親切・丁寧・気配り」をキーワードに具体的行動目標を設定し、店舗社員全員がお客様から感謝され、信頼される店員を目指し満足して頂ける様に会社全体で取り組んでおります。

環境活動
チーム・マイナス6%に参加しています
取組項目 単位 8月 今期合計
環境負荷の低減 商品販売に
おける
CO2削減
太陽光発電 ※1 トン 61.97 236.44
エコキュート ※2 トン 18.17 82.44
IHクッキング
ヒーター ※2
トン 2.31 11.18
温室効果ガス
CO2削減
太陽光発電設置 ※3 トン 5,896.4 21,480.0
デマンドコントローラー
導入拡大※4
グリーン電力※4
環境負荷低減の支援 インクカートリッジ回収 210,810 1,144,742
リユース事業 中古パソコン販売 31,916 161,053
家電買取(テレビ、
冷蔵庫、洗濯機、乾燥機)
2,717 13,959
家電リサイクル品を指定引取り場所へ引き渡した
テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン・乾燥機の合計台数
383,827 1,466,505
携帯電話回収実績 2,049 7,663
※1 代表的な地域の年間予測発電量からCO2 削減係数314.5g-CO2 /kwhで算出
※2 排出係数 電気:390g-CO2 /kwh、都市ガス:2100g-CO2 /Nm³。燃焼式給湯器との比較
※3 太陽光発電量からCO2 削減係数314.5g-/CO2 /kwhで算出
※4 CO2換算係数:0.555㎏/kWh
ヤマダ電機では、省エネ型製品の販売で低炭素型社会に貢献します!
環境負荷の低減 単位 6月 7月 8月 合計
商品販売に
おけるCO2
排出削減
テレビ トン 356.1 941.9 963.9 3,135.5
冷蔵庫 トン 841.8 1,379.9 1,265.1 4,875.2
エアコン トン 1,963.6 3,609.4 1,956.2 9,080.6
合計 トン 3,161.5 5,931.2 4,185.2 17,091.3
※買い替えによる販売台数が対象
※テレビ・冷蔵庫:1997年型と2008年型との比較
  エアコン:1995年型と2008年型の比較
※テレビ:kWhは省エネ性能カタログの単純平均値から算出
      ブラウン管32型と液晶32V型との比較を目安としています
※冷蔵庫:101L~450Lの平均年間消費電力量目安からCO2排出量を算出
※エアコン:冷暖房兼用・壁掛け形・冷房能力2.8kWクラス・省エネ型代表機種の
       単純平均を目安としています。期間消費電力は省エネ性能カタログに準じます
※CO2換算係数:0.555㎏/kWh
労働環境
改善提案
「社員全員参加の経営」を目的とし、日常業務から経営全般まで、業務効率、課題改善等、価値的なより良い業務ができるように、社員一人ひとりが現場の目線から積極的に提案を行い、社員全員で魅力ある会社にしていくための制度です。
改善提案累計
  6月 7月 8月
提出店舗数 384店 385店 406店
提出件数 924件 935件 991件
改善提案採用及び実施完了件数
  5月度分 6月度分 7月度分
採用件数 28件 33件 15件
完了件数 17件 24件 21件
改善時間(年間予測値) 18,286時間 5,106時間 38,532時間
改善効果金額(年間予測値) 46,549,658円
+α
9,296,037円
+α
69,473,196円
+α

年間予測値の概算は、業務の効率(削減時間)及び備品等の削減金額による予測値にて算出しております。

改善提案採用例
「折り込みチラシにケイタイdeポイントの
QRコードを載せる」

ケイタイdeポイントの認知度アップおよびアクセス数増加

「パソコン・デジカメの中古買取POPの
表記改善」

パソコン・デジカメの中古品買取POP内容をお客様へ分かり易く改善

障害者雇用促進
  6月 7月 8月
障害者雇用者在籍数 398人 395人 395人
コンプライアンス

 

6月 7月 8月




 6月は、ISMS(ISO27001)の更新審査が行われました。2名の審査員にて3日間認証の審査が行われ、結果、認証を取得することが出来ました。今後もより一層セキュリティ強化に全社あげて取り組んでまいります。

7月度は、大きく2つの課題について検討いたしました。
(1)近年の集中豪雨等の増加など、災害の態様の変化を踏まえ、これから本格的な台風シーズンを向かえるこの機を契機に、これまでの当社の災害マニュアルや避難基準等を全面的に見直しを行い、より迅速かつ有効な対応ができるよう改正作業に着手いたしました。
(2)消費者庁の設置を機に、新しい消費者行政の概要についての勉強会を実施しました。また、お客様からのご指摘等への対応までの流れを見直すとともに、スタッフに対して消費者契約法等諸法令についての教育マニュアルの作成に着手いたしました。
 あわせて、「顧客満足」の観点から、正確かつ迅速な情報伝達の実現を柱にした組織内の権限分配についても見直しをしております。

8月度は店舗における営業許認可の内容について勉強会を行いました。
コンプライアンス委員会において各種営業許認可について、対象となる営業、規制の趣旨、必要資格、申請時期など手続の内容の周知を行いました。
今後、当社の事業拡大、店舗数の増加に伴い、各種営業認可の申請の必要が増えていくものと予想されます。これを見越して迅速、確実な手続を構築できる体制を整えました。